2016年2月21日日曜日

折れてない折れてない






いつものようにお仕事して、さあ帰ろうと思ったら、車のカギが無いのです?!

いくら探しても無いのです。


思えば昼食後、材料を出すのにリアゲート開閉して、

そして鍵閉めて左のズボンのポッケに入れた記憶は確実で、

そのまま午後はお客さん宅にお邪魔して、

それから夕方の紛失に気付くまで大きな動きはしていないので、

駐車場からお客さん宅への間か、

お客さん宅か、

道具の中に混ざっているか、

がほぼ濃厚です。

現地でなんだかんだ1時間半ほど探しました。

もちろん交番も行きましたし、コーヒー買ったコンビニにも問い合わせました

依頼先の所長も親身になって探してくれて本当にありがとうございました。

人に優しくされた時、自分の小ささを知りました。


 いっくら探してもないので、仕方なく電車で家までスペアキーを取りに戻ります。

もうね、完全に心折れる寸前でした。

いや折れていたのかも知れませんが、こういう時は折れたら終わりだと思っています。
特に気丈にふるまう必要はありませんが、折れていないとなるべく思い、
冷静な判断力を欠かさないように努めました。

折れてない折れてない。






国立市にいました。

それでは電車を3本とバスを乗り継いで自宅に戻ります。

車だとイージーですが、公共交通機関だと厄介な位置関係な国立市と我が家です。


自宅に戻る途中、大好きな新秋津~秋津間の居酒屋街を歩きます。

モクモクと焼き鳥の煙、麦の薫るビールの香り、楽しそうに飲むサラリーマン達の笑声、

後ろ髪ひかれながら、家に向かいます。

電車で移動しているのにビールが呑めないってのが辛いのです。

自宅に着くと、家は温まっています。夜も更けて妻と娘は完全に家モードになってます。

そんななかスペアキーを手にした私は、また夜の帳へ出るのです。

いま乗ってきた路線バスで戻るため、寒空のなかバス停に立ちます。

そうしてまたバスと電車を乗り継いで、深夜の国立に戻っていきました。




国立に戻り、スペアキーで車はばっちり開きました。

本当にホッとしました。やりきった感ありました。

紛失が発覚してから3時間位経過しています。

お客様にご挨拶をし、軒先にお邪魔させてもらった道具材料を車まで運びます。

先ほど鍵を探した際に、奥底まで探した材料バッグが3つあります。

その下にはインパクトドライバーが積んであります。

ふと思いました。

??インパクトの中見てないぞ??

まさかですよ。

億がイチですが、インパクトのケースの中を開けて見てみました。このタイミングで。

↓↓↓
しっっっかり、鍵ありますけど。  ウソでしょ?!

(写真を撮る冷静さはあったようです)

見ても思い出しません。 ここに入れた記憶ありません。 完全に無意識です。


推測するに、お客様邸での作業中、ポッケのカギが邪魔に感じたのでしょうか。
ポッケから出して、何処か置く所はないかと考え、
そこにインパクトのケースが開いたままになっており、
ケースの内側は奇しくも仕切られていて、鍵を入れるのにちょうど良かったのでしょう。

そしてポイっと。

ポイっと。

記憶のない ポイっと です。



これが老化です。

これが40歳です。


仕事中ないしその周辺、ドタバタするような動きはしないようにしているんです。
もちろんこの日もひとつひとつ丁寧に作業出来たのです。

なのにこのボケっぷりですよ。

最近、忘れ物が多くて自分自身ビビリます。


最近怖いのは、帰り際、車に作業道具を積み込む時です。

結構な荷物を積むのですが、そのうち道具箱とか工具とか、
なにか一つ積まずにそのまま走り出しそうです。

そのうちやっちゃいそうで怖いです。






東京クラシックス
XM
ピラーをブラックアウトするっていうデザインの手法。
おフランスで20~30年前。

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