2015年12月30日水曜日

ノリモノに愛を込める




私の母が、12月に4歳の誕生日を迎えた娘へ自転車を買ってくれました。
私からも、ありがとうございます。


DURCUSONEの14インチ、RECTUS。アルミフレームのため劇的に軽いです。
渋谷系なW-BASE的なDURCUSがまさか我が家に来るとは思ってもみなかったです。
娘を自転車量販店に連れていってしょうもないモノを選ばれても残念なので、
私が決めたバイクをiphoneで見せて、色を彼女に決めさせた戦法です。
そしてネットショッピングです。

下手なモノは彼女の視界に入れさせない戦法ですが、
こんな親のエゴイズムももうわずかしか利かないでしょうね。
小学校にでも行けば、どんどん情報持ってきて、
なににせよ、私の狙い通りには進められないでしょう。



今、娘が乗っているランバイクと似た感覚でこの新しいバイクに取り組んでほしかったので、
手始めにペダルを外そうとしました。
ペダル無しでキックで進みバランスを掴む感覚で進めようと。

と思ったけど、まずペダルがバカ締めされてて全っっ然外れません。
予想通りです。 ネットショップのバカ締め。

手を変え品を変え、結局30分以上格闘してやっと外れました。
こういうのはハマった事のある方なら分かりますが、
あちこちに体をブツけます、
キレます、
そしてなんなら筋肉痛にもなります。



お次は駆動系です。

バイクを逆さまにしてクランクを回しますが、
グリリグリリ、、、とスムーズな回転をしません。。。

勢いをつけて回して手を放しても、1回転もしません。。。酷いですね。
これ、一般の方なら、このままお子さんを乗せちゃうかもです。
体重乗せて、脚の力であれば走らない事はないでしょうけど、
スムーズで楽しいノリモノではないですよね。
順番にバラしてみます。
リヤエンドもバカ締めです。アルミスペーサーがアルミフレームに食い込んで
変形しちゃったりしてます。


ハブは、玉当り調整とか皆無です。とにかく締めてます。
分解調整しました。 スイートスポットを。


BBも締めすぎでした。グリグリでした。
NJSピストで培った玉当り調整、久しぶりにやりました。
まさかこんな時に役に立つとは。
15mmのレンチとかハブスパナとか懐かしかったですもの。

調整した後は、ちゃんとシュルンシュルン回るようになりました。
見てるだけで快適です。

ネットで買う時点で責任と覚悟はしていましたけど、
娘のために自らちょっと手を入れて、快適な状態にしてあげるってのは、
楽しくていいですね。

それにしてもこういった売り方のネットショップって多いんでしょうけど、
仕方ないとは思うので、買う側が勉強しないといけないと思います。
自転車としての完全な状態でない子供用自転車が、
どれだけ世に出て、そのまま乗られているのでしょう。なんだか残念です。

お子さんの自転車のグリスアップ、ご相談下さい。
商品として考えております。
二合半works 森 高志




では、気を取り直して、娘と自転車の練習を楽しみます!






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