2025年11月15日土曜日

大島一周道路 01

 





伊豆諸島の一つ大島を自転車で一周する。
久さんとフジタ君にお誘い頂いた、というか私も連れてけと騒いだ。

彼らにとっては過去に幾度も全クリしてるイージーステージであるが、私には竹芝桟橋までだって大冒険だ。
東久留米からは30km程ある

そうさ東京湾の竹芝桟橋から船に乗るんだ。




13:30 東久留米出発

船の出航は夜の22:00だが、素人の私は早い段階で竹芝エリアに入っていたいと思い
昼飯を済ませたら出発した

久さんから連絡が入った、彼も早々に竹芝目指すと。
金曜日だぜ、二人ともヒマか。


新宿副都心通過

サイクルボーイ志木でリフレッシュされたマイバイクはすこぶる調子が良く、乗っていて楽しい!自転車ってこんなに楽しいものだったとは!

新宿のモンベルとハンズに寄って、最終調達を済ます

ここまで何度も休憩を繰り返したのでこの時点でもう15時半頃。
ピストバイクで魂磨いてた頃と違い、ジェントルなライディングは心も体も疲れなくていい
なにせ本番は明日だ、今日のうちに疲労するわけにはいかない。


久さんは既に日比谷公園に到着しノンビリしてるようだ
まじであの人は #ど暇クラブ

フジタ君は連絡がつかない。ちゃんと忙しく最後の仕事を整えている頃だろう


竹芝客船ターミナルに到着する頃は陽も落ち始めていた
ここで久さんと待ち合わせ
金曜の夜22時出航のプラン、よく出来ている。
金曜日仕事を終わらせて、その足で島行きの船が出るっていうジャストフィッター。

そんな社会からはじかれた我々はこの辺で居酒屋へ行こう。
船内での晩酌が楽しみなのでここで呑みすぎてはいけない、頭で理解しているはずだったが全然だめ。仕事を終わらせたフジタ君が合流した頃からの記憶がない。


居酒屋を出てコンビニで酒を買い、ターミナルで乗船手続きだ。
出発前というこれこそ旅のピーク




自転車はそのままコンテナに預けられるのがいい
1台1,800円
ちなみに輪行バッグに入れて手荷物として船内に持ち込めば 0円である。
フジタ君はささっと輪行バッグで入船した。
故増田の兄貴から譲り受けたsunrisecycleだ。


大島一周狙いのチャリダーは他にもいる。30~40人かな。
ガイドツアーもあるようで、そういったガイドさんはこの船での大島行きは慣れているのだろう。サイクリストを10人程引率してめちゃくちゃイキッてるガイド君がいて面白かったな。
 
ガイド君は我々に声を掛けてきた。

“ 今日混んでるからな、君らの自転車載らないかもしれないだぜ、ぜ、ぜ!!! ”

“ そうなったら君らはどうするつもりぜ?!ぎゃっはっは! ぜ?ぜ?ぜ?” 

でも全然載ったから、あれいつものシナリオなんだろうな。



それと釣り人、彼らは大きなクーラーボックスをガラガラ引いている。
つまり島で釣った魚をTokyoまで持って帰ってくるんだな。美味しそうな趣味だ。

あとはダイビングやる人たち。
この人達は見分けが付かない。




我々は一番安い雑魚寝室と同等の椅子席
青春18切符のような雑魚寝もいいけど、椅子席で良かったよ。
船担当のフジタ君のナイス選択である。
このあとブラインドを下げれば、プライバシーも確保される。スマホも充電できる。


船内の散策をしたり、デッキに出たり。
みんな浮足だってるのだろうデッキには結構な人がいる
東京の夜景を見ながらのビールは楽しい。

私は二人より先にシャワーを浴びて、そのまま眠った。
カメラロールに船内のシャワー室の写真が残っていることによりシャワーを浴びたらしいと分かる、くらいは記憶がない。

10月初旬の船内、ほんのりエアコンが効いてて私には寒いが、レンタル毛布100円を利用してよく眠れた




 

・・・


夜明け

AM6:00

岡田港より The大島 上陸
さあ、これから島一周だ。

全長およそ46km

アップダウンの強い峠道だそうだ。
 

ロードバイクをササっと組み上げたフジタ君はワンペダルツーペダルで違和感を感じた

スリーペダルフォーペダルでリアホイールからカンカンカンカンカンカン!とけたたましい音が港に鳴り響いた

さぁ、リアディレイラーの様子がおかしい。

 
大丈夫大丈夫、出鼻を挫かれるのは慣れているオレ達は。








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