青年会議所からお誘いを受けた
子供向け職業体験の講師として、ブース展開しませんかと。
東久留米で開催されるクルメッザニアというローカルイベントの事だ。
職業体験の講師に適した方はこの町に沢山いるが、
それに対応出来る時間のある事業主となればなかなかいないだろう。
森くらいしかおらん、暇なやつは。
クルメッザニア、言わずもがなキッザニアをbootlegした子供向けイベントである。
ナース、メカニック、野菜ソムリエ、銀行員、プログラマー、トリマー、お笑い芸人など20種以上の職業体験が出来る1day企画だ。
私は木製品リペア業というニッチな職業を展開した。
誰の目にも触れず、裏の道をひっそりと歩く私にお似合いだ
そうバックストリートボーイズ
と表現してしまうと大きく違う。
出展を快諾させてもらった理由の一つが、
今年の会場がCAJだったことがある。
東久留米の東口にあるインターナショナルスクールだ。
そこはもはやunited statesである
そんな場所でイベント出来るなんてなかなかないぞ
娘が幼い頃の日曜日は二人で遊びに入って、U.S.madeの遊具で遊ばせてもらった思い出のスクールでもある。
ブランコとか超長いんだよね、ロープが。
ここで娘と朝から遊んで、ランチは餃子の満州とかヨーカドーのフードコートとかよく行ったな、、自転車に二人乗りしてさ。
懐かしい、、、涙。あの頃の娘は私と仲が良かった。
・・・
話を戻そう
体育館前でジョディフォスターのような美しい女性ティーチャーに声かけて、CAJロゴの入ったフーデイ買いたいんだけど今日どうにかなる?出来たらチャンピオンボディがいいよね
CAJにしては日本語の上手な方で、日曜だからストア(購買部)やってないよ だって。
だけどなんとかなるかも see you. と別れた。
私は声高く「It is muji & mont-bell. Japan made !」と自身のオックスフォードシャツと半袖ダウンを指さした。
japan made でなく japan produce の方が適した表現だったのかな。
さあ、クルメッザニアだ。
弊社ブースは1時限5キッズの授業とし、3時限まであるので計15人のキッズを受け入れる。
木の種類で固さが異なる事、
ビスの長さの使いわけ、
インパクトドライバーはドリルドライバーと異なり打撃機能がある事、
合板は繊維を交差させてあり打ち込みが難しい事、
SUSビスとユニクロビスの違いの事、、
おじさんは永遠に話すぞ。
そんなことはどうでもよくてみんな好きに触ろう
ともすれば危ないからと触れる機会のない工具をこんなにもいじれる事はそうそう無い。
前述のジョディフォスターのご主人は、なんとここCAJのテクニカルプロフェッサーで、小学生の息子君と一緒に弊社ブースに遊びに来てくれた。
もちろんめちゃくちゃナイスガイで、すいません先程あなたの奥様をナンパしたのは私です。
子供向けワークショップだが、気がつくと大人も夢中になるんだ
絶対楽しいよな
君たちの経験になってくれたならうれしい。
例えば勉強が苦手でも、運動が苦手でも、君たち自分に合った仕事がみつかりますよう願う。それが一番大事。
3時限目の終業チャイムが鳴り、これから体育館で閉会式のようで子供たちは一斉に体育館に移動している。
私はそれには参加せず、一人教室で自身のブースの片づけをしていた。
そこに1時限目に参加してくれた4年生の子がやってきた、
「とても楽しかったので、来年もやってください。絶対また応募します」
とわざわざお礼を言いに来てくれた。
うれしくて空を見上げて泣いた
それは涙がこぼれぬよう
子供達にパワーを分けてもらっているんだ
おわり
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