2月下旬、バイシクルでソロ野宿に行きました。
脚力的にたくさん距離を走る事は出来ないので、なるべく近場に行きます。
今回はバイシクルへの積載を楽しむのが目的です。
「バイシクルへの積載を楽しむ」
言ってる意味が分からないと思うのですが、自転車への積載方法やそれ用の道具・パーツというのは色々あって、そういうのを色々駆使しながら、その時のジャーニーに適した積載をするのが楽しいのです。
例えば来週から海外旅行だRIMOWAへのパッキング楽しい、
例えば月曜日は新しいバッグで通勤だ荷物入れるの楽しい、
例えば新幹線の座席についたぞ弁当ビール雑誌アイホンとどこに置こう と同じ感じです。
前カゴにはLLbeanのトートをそのままブチ込むだけです。ライディングはしにくいですが、これは現地についた時にそのまま設営完了になるので楽ちんです。トートの上に載せてある大きなシュラフは化繊タイプ。厳冬期用シュラフは化繊タイプしか持っていないので、それを持って行きますが、さすがに嵩張ってしまいバイシクルキャンプには適さないですね。
右フロントのパニアバッグはJANDDのグロサリーバッグです。
このバッグは分かりやすく言うと箱型バスケットなので、到着したら自転車から外すだけで設営完了です。
左フロントのパニアバッグは古いタイプのLonepeakです。
何年か前にBLUELUGでマックスに相談したら、森さんの自転車に似合うのありますよと奥から出してくれたのがコレでした。
積載量はちょっと少ないのですが、ぽっこりした丸みを帯びたシルエット、古いアウトドアザックのようなクラシックな生地、そして旧ロゴ。
当時もちろん2個売ってましたが、私は既にパニアバッグはJANDDのものを1つ持っていたので、相変わらずの貧乏性が作動して1個だけ買いました。
リアキャリアには薪を積んでいます。キャンプ場でなくただの野宿なので薪の調達も出来ない可能性が高いので持参します。冬の野営では焚火で暖をとるので薪は必須ですね。
自転車の前三角には、ここ数年流行のバイクパッキングよろしくなフレームバッグです。2個付けです。
これ今回実は大したモノ入っていません。雰囲気です。
自転車の積載、どこに何を積むか? 出し入れのしやすさは? 重量配分は? などの話が好きな方はどうぞ一緒に居酒屋にいきましょう。
ソロ宴会、この日やりたかった事が激辛チゲです。
冬の鍋は大好きなので我が家でもよくやるのですが、娘がまだ辛いものは食べないので、チゲ鍋の時はマイルド系のモノを作ります。それだと私には少々物足りないので、こんな一人の夜こそは激辛系です。
全く美味しさが伝わらない写真ですね!ちゃんと美味しかったです。
それにしても一人だと作りすぎちゃいますよ。完全に多すぎました。
まずコッヘルが大きかったです。こうして今度は小さいコッヘルが欲しくなるので、キャンプ沼は深いですね。
笑sのB6君でカルビも焼きました。
43歳だけどまだカルビが大好きです。
ビールを飲みながら、アイホンをいじりながら、カルビと長ネギを一つずつ焼くなんて幸せですよ。
焚火台はSOTOのヘキサです。
このヘキサはソロにおすすめです。収納はとても薄くなるし、パーツの作りが全て平らなので掃除も簡単だし。
ソロ焚火として程よい小ささで、暖はしっかり取れるし、薪の消費も少なくて済みます。薪を短く細くして使うのでなかなか減りません。
ただその短さ細さにするのに、薪割りを結構しないといけません。大人だけで酒を呑みながら焚火の前で薪を割るのなんて最高に楽しいのですが、ファミキャンで面倒をみないといけない子供や料理が色々ある場合は適さないかもしれませんね。
そしてこのヘキサはなにか五徳グリルを置けば調理が出来る。私はハイマウントのミニパックグリルやユニフレームのクッカースタンドとを使っていますがそういうマッチングを考えるのも楽しいですよね。
ただその短さ細さにするのに、薪割りを結構しないといけません。大人だけで酒を呑みながら焚火の前で薪を割るのなんて最高に楽しいのですが、ファミキャンで面倒をみないといけない子供や料理が色々ある場合は適さないかもしれませんね。
そしてこのヘキサはなにか五徳グリルを置けば調理が出来る。私はハイマウントのミニパックグリルやユニフレームのクッカースタンドとを使っていますがそういうマッチングを考えるのも楽しいですよね。
この日は良く燃えるケンタ薪と遅燃の楢薪と両方持っていきました。
楢薪はなかなかコントロールが難しい薪なのですが、この日一人で色々試して少しコツが分かった気がします。煙を出さずにしっかり燃焼させるコツ。そういうのも楽しいのでキャンプ沼は深いです。
350缶ビールは2本、ウーロンハイを2杯位。
22時頃就寝します。
学生の頃、バイクツーリングでよく野宿をしました。その辺の公園、河原、橋の下、空き地。
当時は神奈川県に住んでいて、そこから夏のロングツーリングで新潟や大阪を目指しました。道中宿に泊まるお金はなく、キャンプ場にお金払って泊まるなんて考えられなかった。
当時条例などを勉強するほど大人じゃなかったわけですが、今思えば信じられない行動ですよ。
そんな野宿で一番ドキっとするのは人の気配なんですよね。真夜中なのに足音とか。散歩の時間とも思えぬ時間帯。
色々な生活の人がいるわけで、結局は散歩の人だったりするのですが、人が一番怖いってなんだか寂しい世の中だよなあとも思います。
久々のソロ野宿でそんな懐かしい感覚も思い出しました。人の足音怖い。
・・・
夜中の3時頃、何気なく目が醒めました。
テントの中でふとアプリの天気予報を開くと、何故か3時4時が降水確率30~40%になってます。ガビーン。
色々と思考をフル回転させました。
今すぐ撤収するか、もう一度眠眠するか。
眠い、面倒くさい、
テントを濡らしたくない、帰り道も濡れたくない、
夜が明けて7時8時になれば予報は曇り、
さあどうしよう。
結果飛び起きて、真夜中の撤収となりました。
帰り道、おでこにポツっと1摘2摘のしずくを感じた程度で、無事に4時には帰宅しました。