2019年6月8日土曜日

2019 GW 星の降る森キャンプ場



ゴールデンウィークのお話。

友人ファミリーとキャンプへ行きます。
(トランシーバーテステス)
出発前、車を寄せて、パパは積み込みをして、子供達がその周りでわちゃわちゃする感じが楽しいです。

これは私が田舎育ちのせいもあると思うのですが、家の前に贅沢に停車できる物件がとても好きです。なんてそんな事を言ってる間に43歳になり、もう自住する不動産を購入する年齢でもなくなりました。
いや、自住しない不動産も買えません。

折角のキャンプですが、天気予報は昼or夕方から雨、その雨は夜まで。
しかし翌日は朝から快晴と。


・・・

今回は人気キャンプ場のWEB予約戦争の凄さを感じました。
5月のGWの予約は、3月1日深夜0時スタートでした。
完全に冬な3月1日に、ポカポカ暖かいGWの予約だなんて急わしない話ですね。

我々は進一君ファミリーと合計2サイト狙いでして、3月1日の深夜0時に進一君と二人で同時に申し込みしようとそれぞれの家で夜な夜な待機しました。
で0時と同時に開放された5月のGWの日程をクリックし、WEB申込みを進めました。
およそ00時03分頃、奇跡的に私は2サイトの予約が出来ましたが、進一君は「満サイトです」とのメッセージが出て、予約出来ませんでした。
00時05分、GWの予約状況カレンダーは全て満サイト状況になっていました。人気キャンプ場、すごいですね。
そんな経緯もあったりで、雨は降るようでしたが、群馬県の星の降る森キャンプ場に2家族で向かいました。

・・・


今回私の新規導入ギアはTHORのコンテナボックスです。
ルーフキャリアの上に積載する目的で導入しました。
ソロキャンプの場合ルーフに積むほどの荷物はありませんが、ファミリーキャンプの場合、荷室は仕事道具で満タンなので、ルーフを上手く活用せねばなりません。
ルーフの上は、大型テントやコット、薪などを積むのですが、今回は雨の確率が高いのと、それらをルーフに積むスタイルはやはり天候や防犯の面から改善したい点でしたので、これを機に導入です。

家族3人分の寝具を入れてみました。
シュラフ×3、ブランケット×2
あとマットとかテント内で使うちょっとした小物。
防水性が不明だったので、念のためそれぞれをビニール袋に入れてからコンテナボックスに入れます。

このように寝具系に統一する使い方はなかなか良かったです。
寝具系はキャンプ場に到着してすぐ使うモノでなく、夜寝る時にやっと使うモノですね。なので到着して急いでルーフから下ろす必要はなく、積みっぱなしで構いません。とり急ぎの設営や火起こしやビールを済まし、ひと段落してから下ろせば十分です。なんならディナーの後でも大丈夫。やる事の優先順位をつけやすいです。
それと同時に我が家では、このコンテナボックス内の寝具の設営を丸ごと妻にお願い出来るのもいいです。例えばテントやタープ、グリル周辺の設営はノウハウがあるのでまだ妻にお願い出来ていないのですが、そういった寝具系は彼女にも出来るので、コンテナボックスごと妻に託せます。やる事の役割分担が明確です。
妻や娘が設営するモノ用ボックスとして、もう一つ位必要になってきました、THORのコンテナ。実際妻も、自身でもっと色々設営したいと言ってくれているので楽しみです。




東久留米を確か9時前に出発し、140kmほど離れた群馬県沼田市を目指します。
星降る森キャンプ場のチェックイン規定時刻は13時00分からです。
我々は12時45分頃に到着しました。
色々な方のブログとかで書かれているように、このキャンプ場は受付に時間がかかりました。
12時45分頃、シャッターの閉まっている受付窓口の前に7~8人のお客さんが並んでいました。私はその後ろに並びました。並ぶのは代表者だけで構いません。
13時00分と同時に受付窓口のシャッターは開きます。
でお客さんごとに丁寧に場内の案内や注意事項の説明をしていきます。それと会計もこの時に。すごく親切に細かく話をするので、1客当たり5分以上はかかっていたイメージです。スタッフは2~3人で対応してますが、なかなか列は進みません。

さっきまでは晴れていましたが、この時からポツポツと弱い雨が降り出しました。まだ大丈夫です。早くタープとテントを張ってしまえば、なんとかなる雨に感じます。しかし受付を済ませていないので、何も出来ないんですよね。自分達のサイトがどこなのかも分かっていません。結局30分位は待ってやっと受付が終わりました。
その頃には傘が欲しいくらいの雨になっていました。

このキャンプ場は13時丁度に行っても効率が悪いかもしれません。14時頃になれば受付も空いているのかな。



受付で指定された2サイトに行くと、そのサイト内の一部が畳2枚くらいの範囲でかなりベチョベチョにヌカるんでいます。おそらく今降っているこの雨と言うよりは、昨日強く降った雨でヌカるんでいるのでしょう。そして多分昨夜泊まった方がそのヌカるみに置いていったダンボール7~8枚がそのままヌカるみにありビショビショになってます。
管理側も良かれと思ってそのままだと思うのですが、ダンボールがあっても全く役にたっていないほどの深く水量の多いヌカるみです。

そのヌカるみは中央寄りのいい位置にあり、それを避けてのキャンプレイアウトがどうもうまくイメージできずに困ったので、キャンプ場スタッフの方に相談しました。
すると2サイト繋ぎのサイトではないが、2サイト段々並びの2サイトを提案してくれました。現地を見ると確かに2サイト繋ぎという表現ではありませんが、50cmほどの高さ違いの2サイト並びです。見たところ先ほどのようなヌカるみも見当たらず、こちらの方が全然いいと感じました。

私も進一くんも、この後こちらのサイトにもヌカるみが出現するなんてことも知らずに、快くサイトの移動を対応してくれたキャンプ場スタッフの対応にとても喜び、移動しました。


ポツポツの雨のなか、急ピッチで設営を始めます。急いでいます。わき目も振らず、最大効率を目指し、タープやテントを張っていきます。
思えば、この設営をしている頃から、この2サイトにもヌカるみが出現し始めていました。
表層の芝で隠れていて見えませんでしたが、サイト内の部分部分は足を踏み入れるとジュボっジュボっとヌカるみになります。私はこの時長靴を履いて、上下カッパを着て、しかも急いでいたのでこの時の適切な状況判断力を欠いていました。
もうサイトを移動したことすら忘れているような状況でした。

ふと気づけば、サイト内の1/3くらいの面積が深いヌカるみになってきていました。
私は車に積んでいたブルーシート(青)と防炎シート(白)を出して、それらをタープ下のリビングスペースに敷きました。こういう時は業務用車両でのキャンプは便利です。
もう見栄えも何もありませんが、そうも言ってられません。
これで一安心かと思いきや、ここのヌカるみの深さはかなりのものでして、ブルーシートや防炎シートも踏めば一発でジュボっと足がくるぶしまで埋まってしまいます。シートの下から水と泥がシートの上まで上がってきてしまいます。ブルーシートは#3000の厚手のモノですし、防炎シートはそれ以上にブ厚いモノですが、役に立ちません。

だれも悪くないです と思いたかった。雨のキャンプの覚悟もしたし、明日は快晴との予報に希望をもっていました。

この辺りで、このサイトのヌカるみ酷いよね と仲間内で認知するようになってきました。だけどみんな愚痴も言わず笑顔で前向きに楽しむ様を見て、進一くんも奥さんの翠ちゃんも本当にいい人だなあと感動しました。

大人4人、子供4人の夕食は、ドロドロの足元のなか完遂しました。
たしかこの頃で雨は止んでいたような気がします。

ブルーシートがほとんど埋まってしまっているのが分かりますか。


これは私のチェアーの足元です。
田植えレベルです。
この足元の状態で夕食です。
長靴を持ってこなかった方には、かなり辛い状態だったと思います。

ヌカるみの印象が強すぎて、他の楽しげ写真なんて御座いません。笑

20時頃、それでも楽しんで遊び疲れた子供達はテントに入ってちゃんと眠りました。寝かしつけに共にテントに入ってくれたママ達も、そのまま朝まで寝ました。

この辺りでなにかの拍子に、ヌカるみが酷いのは我々のサイトだけじゃないか、と思うようになりました。よく覚えていませんが、遠目に見ても、他のお客さんがこれほど苦労しているように見えなかったのだと思います。

で、通路を挟んで向かいのサイトをみると。
分かりますか、カラカラに乾いています。
何度踏みつけてもヌカるみません。地面はカチカチです。普通に生活できるレベルです。
どうやらヌカるみが酷いのは、段々サイトの6~7サイトだけのようにみえます。段々サイトは我々の2サイトの他にはもう1サイトしかお客さんが入っていません。その1サイトも我々のサイトよりヌカるみは大分マシにみえます。

※3~4つの空きサイトは雨によるキャンセルだそうです。

この時もう思考回路も働かず、何が何だか分かりませんでしたが、ひとまず進一君と2人で24時過ぎまでお酒と肉と焚火を楽しみました。進一君はお酒飲まない人なのに、付き合わせちゃってすいません。

進一君は自動車関係の仕事をしていて、自身の経験から10年オチのアルファードより現行のセレナの方が高速道路での長距離クルーズが楽。で兎に角高速で最強に楽ちんだったのはクラウンアスリート、もう永遠にどこまでも行けると思った とかいう話が面白いです。
幻想的な星降る森キャンプ場の夜。

ヌカるみは本当に最悪ですが、それは別で、とてもいいキャンプ場です。
スタッフはみんな優しいし、トイレは綺麗だし、景観のおかげでしょうか1サイトが広く感じます。隣との距離感も狭々しく感じない。





翌朝、予定通り快晴です!
他の方々のサイトは、昨夜の時点で予想していましたがもうカラッカラです。全く水気は感じられません。羨ましいです!
そちらの子供達は走り回ってキャッチボールとかをしているほどです。

水はけの悪い我々のサイトは、まだ全然ビショビショです。
もうタープの下にいる必要はないので、サイト内で一番乾いている場所にテーブルとチェアーを移動し朝食を食べました。

2日間子供達は心折れることもなく、楽しんでくれた事は本当に良かったです。君たちの笑顔が見たくて私たちはキャンプをやっているんだよ。


ヌカるみのテント。
白く見えるのは大きなゴミ袋を敷いてなんとかしようとした形跡です。
なんとかなってないです。このあとのテント撤収の事、考えるだけでブルーになりますね。


テント内。
ご覧のように土間はグチャグチャです。
妻と娘は左のインナーテント内で寝ました。
私は土間部でコット寝。赤く見えるのがシュラフです。
この2部屋仕様もいいですね。夜遅くに酔っぱらった私が、家族が寝ているインナーを開け閉めする必要が無いです。

でこちらは、同じ時間帯(朝8時頃)の我々以外のサイトの地面。カラッカラ。
本当に羨ましい。
このサイトの方は早くにチェックアウトしたので、我々の撤収作業はここまで道具を持ってきて行いました。



星降る森キャンプ場

泥沼は本当に辛かったです。
どうやら新しく造成してサイトを増やしたそのサイトに関して、ヌカるみが酷いのかもしれません。まだ地面が固まっていないイメージです。
こればかりは前日までの天気やたまたま割り当てられたサイトによるので、なんとも出来ないですね。
ただ今回の利用で、どの辺りのサイトが良さげとかが分かったので、次はサイト希望をしてみようと思います。

全体的にはファミリー向けのとても綺麗なキャンプ場です。
キャンプ初めての女性とかを連れて行くのにとてもいいと思います。

私も妻と娘連れてまた行きたいです。















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