神奈川県から山梨県に入ってすぐの辺り
「緑と太陽の丘キャンプ場」
若いオーナー夫婦の親父さんは、刈払い機で伸びきった雑草を刈っている。
昨日も今日も軽トラで場内のパトロールとメンテナンスをしている。
息子夫婦に頼まれて仕方なく手伝っているんだ と話すその表情は嬉しそうだ。
引退させてくれねえんだよと。
この日の客は我々しかいなく、どうやらいい話し相手と思ったらしい。
息子が嫁さんを連れてきた話などを聞かせてくれた。
手ぬぐいを首からさげて、軽トラに乗り、2ストロークの刈り払い機を操るその老人の暮らしは私の憧れである。
山形県出身の一平君は、うちの田舎だとあれはデフォルトですよと言う。
港区のタワマンに住んでゲレンデに乗るような生活なんて望むかよ
と吹けば飛ぶような零細事業者の私は叫んだ。
・・・
デビュー戦だったトレックライズ1。
そう夜中に雨が降ったんだ。
フライシートを開けると、フライの雨水が角度的にインナー内に滴るのはどうやって解決するのだろうか。
「そこはやはりビヨンドタープでしょう」とビヨンドタープを使う一平君は言う。
10時チェックアウト。
帰りは藤野やまなみ温泉に寄った。
ランチはかつ丼、一平君はかつ煮定食。
10月12日、サウナ浴びて外気浴が最高の気候だった。
17時までは帰ってこないでと娘に言われている一平君はこの後もサウナを楽しみ、
なる早で来てくださいと黒ちゃんに言われている私は都内の現場に向かった。
・・・
娘はアニメイトか渋谷109にしか興味がない。
現地に着いたらある程度別行動なので私も用事を済ませられるようになってきたのは便利だ。
娘よ、好きなように生きるのだ。
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