2023年4月24日月曜日

土浦レイクサイドバイクロア3(前編)

 




3月は雨が多いね

バイクロアが土浦で開催するようになって3年目、今回も初日は完全なる雨であった。
1年目、2年目も2daysのうちどちらかは悪天だった記憶である。



雨の土曜日は我慢の一日であった。
レースを走るライダーの来場はあるが、その他面白コンテンツを楽しみに来る人はほぼいない。当たり前である。
そんな日はジタバタしても仕方ない。薪ストーブは火を絶やさぬようにして、そこで暖を取る。
知らぬ者同士が火にあたるそれもいい。

シクロクロスレースという自転車レースは雨であろうとその泥だらけのダートを走るカルチャーであるが、私には信じられない。
寒いは苦手だし、自転車が汚れるのも遠慮したい。



ブルーラグの金子企画のワンショットレースはこの雨の土曜日だった。
コースを1周するだけの単純明快なレースだ。

雨降る中、大勢の大人達に混ざって2人のキッズがエントリーした。
年齢や性別によるクラス分けは無い。それも楽しい要因である。

レースは始まった。

大人より大きく遅れてそれでも頑張ってペダルを漕ぐキッズライダー。
それを応援するように金子はランで併走した。
その様子はまるでキッズと金子のトップ争いのようだ。
彼なりの激励のスタイルであろう。
土砂降りの中、小さな自転車を一生懸命にこぐ小さな体は、我々大人達の胸を打つ。
観客はみんな総立ちで拍手と声援を送る。
昨夜から降りやまない雨は、最終コーナーに大きな水たまりをつくった。
5歳位の少年だ。
たくましい彼は躊躇わず水たまりを突っ切る。
併走し抜きにかかる金子は、足を取られて水たまりに頭からスっ転んだ。
観客からは悲鳴か歓声か分からぬ声が上がる。
MC伯爵は叫ぶ「金子リバー!!土浦の最終コーナーに金子の名が刻まれた!」

少年はホームストレートを抜け、まるでトップのようにチェッカーフラッグを受けた。
僅かに遅れてゴールした金子は、少年の肩を叩きハグをした。
二人とも泥だらけだった。

伯爵のMCと、金子の最高のパフォーマンスで私は泣いてしまった。

47歳、涙もろくてアカン。


・・・


勝手な見解だが、我々スタッフ達のバイクロアへの接し方も熟成されてきた気がする。

みんなで楽しむオーバーナイトという夜の宴は落ち着きを見せ、
それぞれがゆっくりと過ごすようになった。

それは家族とだったり、1人でだったり、キャンプではなく敢えてビジネスホテルを予約したりと。
ゆっくり休んだ翌日は身体も調子がいい。

そう、我々も年を重ねている。


パトロールがてら、キャンプエリアを散策した。みんな仲間と楽しそうだ。
言っても、、、う、う、う、羨ましいぜ。


私は1人で大型のBABYLOREテントで晩酌をしていたら、筑波大の原教授と学生のキッシンが遊びに来てくれた。
キッシンは岸本という名前なので、一瞬で「キッシン」と名付けた。
鳥取の高校から筑波大に進学した彼に、どれだけ地元で成績が良かったかの話を聞くのが楽しかった。彼のような優秀な人間はまるで呼吸をするように勉強をする。

原教授は、やはりバイクロアで引き寄せられた友人で、いちいち話が合う。
私なんかより1000倍凄い人なんだが、価値観がいいな~と同じレベル風の事を言ってもいいですか。




・・・

高円寺 月曜日スリランカカレー

月曜日のみ営業のお店に、タイミングよく行けた!

美味しい、それと手書きのメニューがかわいい。






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