2015年4月15日水曜日

カスタムは3歩進んで2歩下がる













農道porsche(KV型)にルーフキャリアを装着したいのです。


車は基本仕事用なのですが、たまに家族を乗せるときに
仕事用の荷物が満載でそれを降ろしたりなんだりが大変なのです。

仕事道具を屋根に積んだり、
遊びでも例えばキャンプの時とかの荷物をこんもり積んだりしたら楽しいかなと。
屋根積みって実際使い勝手は良くないでしょうね。
それでも何か恰好いいボックスとか、ウォータープルーフ的なシールバッグとかを
ドサっと屋根に積むのはロマンがありますね。
Route66的ロードムービーな感じ。








しかしKV型用のキャリヤはほぼ出回って無いのですよ。
TV型用は山ほど市場に出回っていますし、
新品でも簡単に入手できます。

KV型であるのは、ユニクロメッキされたRockyというメーカーのモノ。
ルーフキャリアは黒(もしくは自家カスタムペイント)が欲しいのです。
メッキ処理はちょっと好みじゃないし、カスタムペイントも簡単ではありません。





狙っているのはTUFREQ社のこれです。
やはり黒がいいです。
カスタムペイントもなんとかなりそうです。
しかしこれがKV型は製作してないのですね。TV型からはあります。
メーカーに直接問い合わせしましたが、間違いなく作っていません
TV型の製品はKV型にはマッチングしません  と回答を頂きました。

かれこれ夏からずうっとヤフオクをチェックして、KV型のキャリアを探してましたが
全くでてきませんでした




これは長期戦だな と感じ出したそんななかTV型のTUFREQが中古出品されました。
それも我が家からそう遠くない武蔵村山市の中古パーツ屋さんからの出品です。



TV型だけど、これはもしかして加工とかしたらなんとかなんじゃねーの?
同じ車種なんだから基本設計はそう変わらないはず。
切断、穴あけ、ボルト増し、加工する準備は出来ています!
と以前から思っていたので、早速アポ取って試着してきました。
仕事帰りの暗い中、駐車場の片隅で自分でやるから試着させてください  って。
お店のスタッフめっちゃ優しくて、何かお手伝いあったら言って下さいですって。
KV型とTV型では、車幅が違うのですね。
それは脚の部分がアジャスタブルで左右に動くので上手く調整できました。

でルーフレール(雨樋)のない部分の取り付け。
ゴムパッキンがポッコリ浮いてしまってダメみたいです。。。
試しに屋根に水を垂らしてみると、
ドアを閉めている状態なら大丈夫なのですが、その後ドアを開けるとビシャーっとシートに
水が垂れてしまいます。

これじゃあダメだと。
KV型とTV型でこの取付け部分の造りが違うのかな と、この日は諦めて帰路につきました。
お店の方にもクリティカルに装着出来なかったので、諦めますと。

かつては雨漏りするジムニーに平気で乗ってましたけど、
さすがにもうそんな若さもバカさもありませんね。
ジムニーはドシャ降りになると、くるぶしくらいまでジャッポリ水が貯まるので、
床に穴開けて乗ってました。
アラフォーにもなって、夜な夜な中古パーツ屋の駐車場で、
フルエアロミニバンとかFRドリ車の小僧とかと一緒になって、
車イジリするなんて思わなかったですよ。

それでも二十歳そこそこの頃を思い出し懐かしかったです。










TV型キャリアの実物を触れてみて色々分かった事があったので、
それ以降また調査を進めました。

するとですよ。
KV型もTV型もキャリヤ取付け部のボディの造りは変わらない?!
車幅が違うだけ?!
ゴムパッキンを新品に交換して、浮かないようにボディに丁寧に追従してハメれば
水漏れしない?!
パッキンに隙間が出来るならシリコンシールする?!(しかもそれがメーカー推奨)
?!

という自己責任的情報に行きつきました。
ヤフー知恵袋凄い!オートガレージハチありがとう!

そしてやはり実物合わせって、ヒントがあるなー。




というわけで「もう買うしかねー!」

数日後、再度お店に行ってTV型TUFREQ購入しました。
売れてなくて良かった~。



新品のゴムパッキンはまだ準備してません。
併せてのシール打ちもしてません。
新品のゴムパッキンを準備したらその辺の仕上げはやろうかと。
とりあえず、古いパッキンをなるべく丁寧に装着して凌いでいます。


いやはやそれにしても、こーいうセオリー外のカスタムはやはり楽しいですね。
上手くいかないし、行ったり来たりだし、実物合わせだし。

例えば一生懸命調べて、例えば買い物失敗して、例えば加工して、

そうして装着できた時の嬉しさは最高ですね。


























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